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あらすじ

山には「塩の道」もあれば「カッタイ道」もあり、サンカ、木地屋、マタギ、杣人、焼畑農業者、鉱山師、炭焼き、修験者、落人の末裔…さまざまな漂泊民が生活していた。ていねいなフィールドワークと真摯な研究で失われゆくもうひとつの(非)常民の姿を記録する。宮本民俗学の代表作の初めての文庫化。 ◎解説=赤坂憲雄
――本書より引用

【読書感想】 山に生きる人びと 宮本常一

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あらすじ

「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方だった。「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人と、さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、時代に左右されない生き方に触れて、「私」は日常を深く生き抜くということを、さらに自分に問い続ける――物語の生まれる場所からの、著者初めてのエッセイ。
――本書より引用

【読書感想】 春になったら苺を摘みに 梨木香歩

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あらすじ

第二次世界大戦下のイギリス。夫に先立たれた一人の老ピアニストが出会ったのは、一羽の傷ついた小雀だった。愛情深く育てられたスズメのクラレンスは、敵機の襲来に怯える人々の希望の灯となっていく――。特異な才能を開花させたクラレンスとキップス夫人が共に暮らした12年間の実録。世界的大ベストセラーの名作。解説・小川洋子
――本書より引用

【読書感想】 ある小さなスズメの記録 クレア・キップス

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あらすじ

日本を代表するアルパインクライマー、山野井泰史が考える「山での死」とアルパインクライミング。かつて「天国に一番近いクライマー」と呼ばれた男はなぜ、今も登り続けていられるのか。「より高く、より困難」なクライミングを志向するアルパインクライマーは、突き詰めていけば限りなく「死の領域」に近づいてゆく。そんななかで、かつて「天国にいちばん近いクライマー」と呼ばれていた山野井泰史は、山での幾多の危機を乗り越えて生きながらえてきた。過去30年の登山経験のなかで、山で命を落とした仲間たちの事例と自らの生還体験を1冊にまとめ、山での生と死を分けたものはいったい何だったのか、を語る。『垂直の記憶』に続く、山野井泰史、待望の書き下ろし第二弾!
――本書より引用

【読書感想】 アルピニズムと死 山野井泰史

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読書感想

登山が現代のように一般化する以前、大正から昭和にかけ厳冬期の北アルプスを単独で幾度も踏破した人物「加藤文太郎」。本書は30年という短い人生を駆け抜けた加藤氏の手記と彼と関わりが深かった方たちによる寄稿をまとめた一冊である。

また先日読んだ「孤高の人」のモデルとなった人物でもある。

孤高の人 新田次郎 (新潮文庫) | neputa note

孤高の人 上・下巻(新田次郎)のあらすじと感想。あらすじ  昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、

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孤高の人では新田氏による加藤文太郎像が、独自のストーリーを織り交ぜながら描かれており、タイトル通り孤独な一面が強く押し出されている向きもある。

本書の加藤氏や関係者が書いた文章を読み進めていくと、実際は良き友人を持ち小説ほどには孤独ではなかったのだと思いホッとさせられたりもする。

しかし加藤氏の素朴な文章は大変に胸を打つ。余計な脚色を加えたり偉大な実績を誇示することもなく、山行で感じとったことやその足取りを淡々と綴っている。

透明なガラス細工のように繊細で純粋さに溢れる文章に思わず、その字面を指でなぞってしまう。

甘納豆をかじって元気をつけ、厳しい吹雪を唄をうたってやり過ごし、山頂に到達しバンザイをして喜びを表現する姿がなんとも愛おしい。

私は信じている、山は、山を本当に愛するものすべてに幸を与えてくれるものだと。
――P119 『山と私』より引用

強靭な脚力や吹雪を耐え忍ぶ生命力、体験にもとづくさまざまな工夫など彼の魅力は数多い。しかし最も惹きつけられたのは加藤氏の生き様から感じる「そこまで純粋に人は生きることができるのか」という驚きと感動である。


著者について

加藤 文太郎 かとう・ぶんたろう/ 1905年、兵庫県浜坂町生まれ。1919年、浜坂尋常小学校高等科から三菱内燃機神戸製作所に入社。1923年ごろから山歩きを始め、兵庫県内の国道を歩くトレーニングなどを重ねつつ本格的登山活動に入る。その後、北アルプスや中国山地を舞台に多くの雪山単独登山を実践し、「生まれながらの単独登山者」と称される。新田次郎はその生涯を小説『孤高の人』に、谷甲州は『単独行者(アラインゲンガー) 新・加藤文太郎伝』に描いた。1936年1月、風雪の槍ヶ岳北鎌尾根にて遭難死。享年31。
――本書より引用

「山」に関連するエントリ

【作品紹介】 「山」にまつわる本 ~小説、ノンフィクションなどなど | neputa note

突然ですが、「山」は好きですか?遠くから美しい山の稜線を眺めたり、一歩ずつ足を踏み入れ頂上を目指したりと、いつからか私はすっかり山の虜になってしまいました。もとはと言えば、身近に登山をする人が

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【読書感想】 新編 単独行 加藤文太郎

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あらすじ

家の手伝いからは逃げ、学校ではイタズラばかりしていた少年は、大学へ進んで、美しい山々と出会った。――大学時代、ドングリとあだ名されていた著者は、百ドルだけを手に日本を脱出し、さまざまな苦難のすえ、夢の五大陸最高峰登頂を達成する。アマゾンのイカダ下りもふくむ、そのケタはずれな世界放浪記。解説・西木正明
――本書より引用

【読書感想】 青春を山に賭けて 植村直己

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あらすじ

  • 本書より引用
「鯖街道」と呼ばれる若狭から京都へと続く山道。担ぎ屋は灯りも持たず一昼夜で駆け抜けたという。著者は現在のルートより短距離で一直線だが、はるかに急峻な古道を探し、テントも燃料も持たず、草鞋を履きその道をたどる。現代の山行はテクノロジーの進化で、自然と闘い、溶け込む、本来の行為から遠くなった。奥多摩、北アルプス、奥秩父――登山の原点を見つめたサバイバル紀行。
――本書より引用

【読書感想】 百年前の山を旅する 服部文祥

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あらすじ

山を愛し、山に消えた不世出の冒険家が、一九七〇年、日本人として初登頂したのをはじめ、六回のエベレスト行のすべてを語る。植の登山観、死生観が読みとれる
――本書より引用

【読書感想】 エベレストを越えて 植村直己

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あらすじ

「生きようとする自分を経験すること、僕の登山のオリジナルは今でもそこにある」ハットリ・ブンショウ。36歳。サバイバル登山家。フリークライミング、沢登り、山スキー、アルパインクライミングからヒマラヤの高所登山まで、オールラウンドに登山を追求してきた若き登山家は、いつしか登山道具を捨て、自分の身体能力だけを頼りに山をめざす。「生命体としてなまなましく生きたい」から、食料も燃料もテントも持たず、ケモノのように一人で奥深い山へと分け入る。南アルプスや日高山脈では岩魚や山菜で食いつなぎ、冬の黒部では豪雪と格闘し、大自然のなかで生き残る手応えをつかんでいく。「自然に対してフェアに」という真摯な登山思想と、ユニークな山行記が躍動する。鮮烈な山岳ノンフィクション。
――本書より引用

【読書感想】 サバイバル登山家 服部文祥

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内容

私たちは、生れ、成長したあと、老いて死んでゆくものだと思っている。けれどDNAは受精の瞬間から、死に向けて時を刻み始めている。産声を上げる10ヶ月も前から、私たちは死に始めているのだ。生命が36億年の時をへて築きあげたこの巧妙な死の機構とはどのようなものなのだろうか? 私たちの生命にとって老化と死は、逃れられない運命なのだろうか? なぜ生物には死がプログラムされるようになったのだろうか?
これまでだれも語ることのなかった死の進化をたどり、われわれはなぜ死ぬのかを考える。クローン羊、脳死法案など死と生命の倫理が問われる現在、生命科学者柳澤桂子が死の本質に迫る画期的な書。
――本書より引用

【読書感想】 われわれはなぜ死ぬのか 柳澤桂子

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あらすじ

北海道を愛する夫の希望で、福井からトムラウシに移り住んだ宮下家五人。TSUTAYAまで60キロ、最寄りのスーパーまで37キロ。「誰が晩のおかずの買い物をするのかしら」。小中学生あわせて15名の学校には、元気満々曲者ぞろいの先生たち。ジャージで通学、テストも宿題もないけれど、毎日が冒険、行事は盛り沢山。大人も子供も本気の本気、思いきり楽しむ山での暮らし。大自然に抱かれた宮下家一年間の記録。
――本書より引用

【読書感想】 神さまたちの遊ぶ庭 宮下奈都

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あらすじ

著者「椎名誠」がこれまで訪れた十二の町を再訪する。変わった街、変わらない街。訪ねた先々で過去の記憶をさかのぼり去来する思いを語る旅の記録。
――本書より引用

【読書感想】 風景は記憶の順にできていく 椎名誠

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ランドセル俳人の五・七・五 装丁

あらすじ

同級生のいじめ、問題と向きあおうとしない学校。
俳号「小林凛」、十一歳の少年は俳句を詠む。
俳句に希望を見いだし生き抜いた若き俳人と家族の記録。

【読書感想】 ランドセル俳人の五・七・五 小林凛

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一〇〇年前の世界一周 装丁

内容

1905年、ドイツ人青年「アベグ・ワルデマール」が、1年半かけてアメリカ、日本、朝鮮、中国、インドネシア、インド、スリランカを旅し、撮影した写真を中心に編まれた作品。

旅から50年を経て記した旅の回想録、当時の時代背景を交えた文章が添えられた117点の写真による100年前の世界の記録。

【読書感想】 一〇〇年前の世界一周 アベグ・ワルデマール

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考える生き方 装丁

あらすじ

ブロガーとして知られる著者が半生と人生観を綴る。「からっぽだった」と人生をふり返り、しかし学び考えることで人生を豊かにできる気づきを語る。空しさを希望に変える術を説く一冊。
――本書より引用

【読書感想】 考える生き方 finalvent