視覚に関する記録 08 【日記】
初稿:

2025年に発症した視野の欠落、夜盲、羞明に関する記録の続き。
昨年末から新たな病院での検査が始まり、今回は2度目の通院検査となった。
今回の検査以前に、1年かけて大学病院で検査を行ったが、原因を特定できず。さらに詳しい検査ができる病院として紹介を受け、通院が始まった。
前回の記録は以下。
視覚障害の通院記録と心境の変化を綴る日記。さらに詳しい検査を受けるため、遠方の病院を紹介してもらい通院した。症状の改善を目指し、次回の診察に向けての思いを共有します。
2026年3月25日(水)の通院
予約時間が午前8時40分。この病院は自宅から2時間以上かかる。朝6時半に家を出て、通勤ラッシュの中、電車とバスを乗り継いで病院に向かった。
前回は予約が不要な検査を一通り行った。今回の検査は予約が必要なものだったため、最短の予約が取れたこの日になった。
診察はなく、検査のみの通院だった。
全視野精密網膜電図(ERG)検査
以前の病院でも行った検査の一つ。網膜の電気的な反応を測定するもので、視野の欠落や夜盲の原因を特定するために行われる。
検査担当の技師の方に呼ばれ、狭い小部屋の検査室に案内された。まずは壁際の隙間に設置されたベッドに横になるよう指示を受ける。
このベッドが細くて短い。仰向けに寝ると、足が壁に当たってしまう。仕方がないので、膝を曲げて足を浮かせるような姿勢で寝ることになった。
この姿勢のまま1時間はつらいなと思っていると、できるだけリラックスして寝ていてくださいと言われた。「がんばろう」と思った。
検査の流れの説明を受けた。
- 暗くした室内で目を開けた状態で15分、目を暗さに慣らす
- 「コンタクト」と呼ばれるプラスチックの器具を目に装着する
- 強い発行を目に当てる。これを数回繰り返す
- コンタクトを外し、明るくした室内で目を開けた状態で15分、目を明るさに慣らす
- 再びコンタクトを装着し、強い発行を目に当てる。これも数回繰り返す
1度経験しているので特に身構えることなく検査に望めたと思う。
だがやはり「コンタクト」の装着と発光は慣れない。
眼球ほどの大きさのプラスチックを瞼の内側に装着するのは、やはり違和感がある。さらに、強い発光を目に当てる行為はかなりの拷問臭がするではないか。
部屋を明るくしてからの検査は特にそうだ。「激しくなりますー」と技師の方が言い放つと、0.5秒ほどの間隔で激しい発光が繰り返される。
器具は目の内側にあり、目を閉じて回避することが許されない。あれは脳内に浮かんだものと思うが、黒いアメーバ状のものが拡大したり縮んだりしているのが見えた気がする。
「いまだったら、何を言われても言うことを聞いてしまうかもな」
「いまだったら、やったのはお前だろ、と言われたらやったと言ってしまうな」
などと考えていた。
前回もそうだったが、検査後に何とも言えない喪失感があった。
私の無意識は、完全に拷問をイメージしているのだろう。
検査機の性能か、技師の腕か、コンタクトの装着は非常にスムーズだった。
前回は、麻酔点眼の後にジェルを目に塗りたくられ、技師の方はかなり苦労しながら装着していた。
「どうにでもなれー」と思いながら、されるがままにしていたのを思い出した。
そういえば、準備は技師の方が行い、実際に発光しているあいだは医師の方が立ち会っていた。1回目に「ノイズが入っている」「送信されていない」などの会話が聞こえてきた。
結果、暗室での検査は2回行われた。
心境の変化とこれから
今日は検査を待っている間に、前回のブログの内容を確認していた。
網膜の中心が薄くなっていることは大学病院で分かっていたが、前回の検査で3層のうち、真ん中の層が薄くなっていることが判明していた。
また、中心は見えていると思っていたが、実際は中心にもかけている部分があることも分かっていた。
結構重要なことだが、病院が遠い以外の記憶を消してしまっていたようだ。忘れないうちにブログに記録しておいてよかったと思った。
今回は検査だけなので、特に心境の変化や感想はない。
次回は来月の診察で、検査結果を聞くことになる。
どんな結果が出るのか。検査はまだ続くのか。果たして原因は特定できるのか。
いろいろなことが気になるが、今はとにかく次回の診察に向けて、日常生活を送っていきたいと思う。