2018年6月9日15 min readBOOK『指し手の顔 脳男2』首藤瓜於 - 続編のあらすじと感想【ミステリ】首藤瓜於の『指し手の顔 脳男2』は、感情を持たない男が再び登場するミステリ作品。精神疾患や犯罪ミステリの要素が絡み合う続編の詳細なあらすじと感想を紹介します。
2018年6月2日16 min readBOOK『脳男』首藤瓜於 - 感情を持たない男の自我獲得を描くミステリ【あらすじ・感想】首藤瓜於の『脳男』は、感情を持たない男が殺人を通じて自我を獲得する過程を描いたミステリ作品。詳細なあらすじと感想を紹介します。
2018年5月3日12 min readBOOK『立証責任』 スコット・トゥロー 【あらすじ・感想】あらすじ 三月も終わりに近いある日、出張先のシカゴから帰宅したスターン弁護士は、妻の自殺を発見する。どうして? 突然のことに驚きを隠しきれないスターン。妻宛の病院からの請求書も気になる。一方、依頼人である義弟には大陪審から召喚状が届く。真実を探り当てるべく、見慣れた顔に隠された欺瞞をはがす執念の日々が始まった!
2018年3月30日9 min readBOOK『去年の冬、きみと別れ』 中村文則 【あらすじ・感想】【ネタバレを含む】あらすじ ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告の面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか? それは本当に殺人だったのか?「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は――
2018年2月2日10 min readBOOK『廃用身』 久坂部羊 【あらすじ・感想】【ネタバレを含む】あらすじ 廃用身とは、脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足をいう。神戸で老人医療に当たる医師漆原は、心身の不自由な患者の画期的療法を思いつく。それは廃用身の切断だった。患者の同意の下、次々に実践する漆原を、やがてマスコミがかぎつけ悪魔の医師として告発していく――
2018年1月10日12 min readBOOK『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』スティーグ・ラーソン【あらすじ・感想】【ネタバレを含む】あらすじ 宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせるが、自らも瀕死の状態に陥った。だが、二人とも病院に送られ、一命をとりとめる。この事件は、ザラチェンコと深い関係を持つ闇の組織・公安警察特別分析班の存在と、その秘密活動が明るみに出る危険性をもたらした。