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【日記】2021年やったこと、2022年やること

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我が家のアイドル

年が明けたので昨年を振り返り、今年のことをぼんやり考えてみる。

ブログという少ないながらも人目にさらされる場所で己と向き合うことは、怠惰な自分を動かすには大変よい。(うっかり訪れてしまった方には申し訳ない)

昨年やろうと思っていたこと

昨年の年初につらつらとメモに残していたものを引っ張り出してみる。

全部で7つ、達成できたのは「読書時間を増やす」の1つのみ、達成率14%。

  1. パートナーの写真集を作る
  2. 我が家のアイドル文鳥さんの写真集を作る
  3. 手話の勉強を始める
  4. 読書時間を増やす
  5. Duolingo ドイツ語終わらせる
  6. 倫理を学ぶ
  7. ドナー登録

列挙しただけではだいぶ不親切な走り書きであり、やや誤解を生む可能性もあるので説明と今後どうするかを記載する。

パートナーの写真集を作る

これは文字通り。

1年間に撮りためた妻の写真をプリントショップで一冊の本に製本してもらうつもりであった。

しかし、これは少々変態的であるのはないか、どうなのか、と疑義が生じた。

結果、妻のみではなく、二人で思い出に残る写真を撮りため、年末に家族アルバム的なものを毎年つくろうとなった。

だが、写真を撮ることに慣れていない我々はあまりに大量の撮影を行ってしまった結果、「年末に一気に選ぶとか無理」となってしまった。

そこで、2021年はもうあきらめることに決め、今年は、毎月マンスリーベストショットを選んでいき、年末に12ヵ月分をプリントショップに持ち込むことに決めた。

人は失敗し、学び、それを生かして前に進むのだ。

我が家のアイドル文鳥さんの写真集を作る

我が家には、「シナモン文鳥」という種の文鳥さんがいる。

非常に自己主張がハッキリしている我が家のアイドルである。

以前、スズメを飼っていた方の記録を読み、もっと写真を残しておけばよかったという言葉が印象に残った

『ある小さなスズメの記録』 クレア・キップス 【読書感想・あらすじ】 | neputa note

あらすじ 第二次世界大戦下のイギリス。夫に先立たれた一人の老ピアニストが出会ったのは、一羽の傷ついた小雀だった。愛情深く育てられたスズメのクラレンスは、敵機の襲来に怯える人々の希望の灯となっていく―

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生物学的に文鳥の寿命は人間よりも短命である。

あるいは人間が先に亡くなることもあるにはある。

いずれにせよ限られた日々を記録しておくことは良いことだ。きっとそうだ。

せっかく庶民が撮影機を手軽に入手できる時代を生きているのだから、その恩恵を放棄する理由はない。

しかしだ。パートナーの写真集の話しと同様、撮り過ぎた。親バカがバカがつくほど過ぎて撮り過ぎた。

撮り過ぎて選べないので、同様にマンスリーベストショット方式を採用し、今年から実施することとする。

人は失敗し、学び、それを生かして前に進むのだ。

手話の勉強を始める

これは、かなり前から思っているのに着手できていない。

これはパートナーと共有している目標であり、向こうは昨年しっかり着手していた。

一方のわたしは情けないことにまったく手についていない。

今年こそ、だ。

手話にまつわる好きな話がある。

Netflix で見ることができるドラマで「マスター・オブ・ゼロ」という作品がある。

コメディアンのアジズ・アンサリという方の作品である。

マスター・オブ・ゼロ - Wikipedia

ある店内でカップルが性生活における不満を手話でやや激しく討論していた。
手話を理解できる人はいないと思い、そのカップルは遠慮がなかったのだろう。
だが、小さな子供を連れた母親が「この子は手話がわかるの、公共の場でそんな話をするな」とカップルに詰め寄る。

ちょっとした小話だし、書いていてなぜこのエピソードを思いだし引っ張り出して来たのかわからなくなったが、がんばって手話学習を始めたいと思う。

パートナーと公共の場で内緒話をしたいし、手話話者の方と会話を楽しみたいのだ。

読書時間を増やす

視力が壊滅的に酷いことになり読書時間がぐっと減ってしまったことからこのような目標を立てたのだった。

結果として、1カ月に1冊というペースではあるが前々年に比べれば大きな進歩である。

読みたい本は日々積みあがっている。

メガネがいまいちなのでもう一度作り直し、今年はもう少し読むペースを上げたい。

Duolingo ドイツ語終わらせる

「Duolingo」というアプリを使用して、ドイツ語の学習をしている。

Duolingo - Wikipedia

2020年にコロナ禍における鬱防止として、何となくドイツ語を選択して始めたもの。

おかげさまで毎日取り組むことはできているのだが、この目標は、目論見が甘かった、これに尽きる。

未知なる文化圏のまったく馴染みのなかった言語の学習がそう簡単に進むハズは無かったので、「2024年までにDuolingoのカリキュラムをひと通り終える」と目標を先延ばしにすることに決めた。

倫理を学ぶ

私は不道徳な人間であり、倫理観の欠如もひどいものと自覚している。

こんな私にもパートナーがいるので、迷惑をかけてしまわぬよう社会の一員である体裁をかろうじて繕うことはできている、と思う。

しかし、気を抜いたとき、無意識に脳内を巡る思考は決して口外できるものではない。

いまや中年という年齢であるにもかかわらず、ルールやモラルを「しゃらくさいモノ」と考えるフシがある。

なんとかしなければという思いもある。

そこで「宗教はハードルが高いが倫理ならどうか」と思い立ったのだ。

そのキッカケはNHKのとあるドラマだった。

ここは今から倫理です。 - NHK

20代を中心に異例の人気を誇る雨瀬シオリの異色の学園コミック『ここは今から倫理です。』を実写ドラマ化。日々価値観が揺さぶられ続けるこの世界で、新時代のあるべき「倫理」を問う。誰も見たことの無い本気の学

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「倫理学」なるものの存在を初めて知った。そして、ドラマの中の学校に通い、倫理の先生に出会いたかったと心底思ったのだ。

そうすれば、すべてを憎んで過ごす10代や20代を回避できたのではないか。

しかし時は巻き戻すことはできない。

かといってすべてをあきらめてしまうには早すぎる。

いまから遅くはない、倫理学を学ぼう、早く人間になろう、今年こそ。

ドナー登録

当初は献血をしようという目標だった。

昨年、NHKの「ドキュメント72時間」で、とある献血ルームの回を見た。

ドキュメント72時間 - NHK

ファミレス、空港、居酒屋…。毎回、ひとつの現場にカメラを据え、そこで起きる様々な人間模様を72時間にわたって定点観測するドキュメンタリー番組。偶然出会った人たちの話に耳を傾け、“今”という時代を切り取

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そこに出ていた方のひとりが「誰かの何かの役に立ちたい」ということをおっしゃっていた。

私はずっと自分本位のクソ野郎な人生を歩んできたので、今さらながら「誰かの何かの役に立ちたい」と思うのだ。

番組を見たときに「これだ!」と思ったのだが、「1980年から1996年の間に英国に1日以上滞在された方からの献血見合わせ措置」というものに引っ掛かり、私は献血ができない。

私は心身共にNGなのか、と思っていたところ、骨髄バンクのドナー登録であれば協力できるかもしれないという情報を得た。

骨髄バンクQ&A よくある質問・疑問

こんな私でも誰かの何かの役に立つ可能性があることが分かった以上、今年こそドナー登録を行う。

役に立ちたいとか、これも結局自分のためじゃないかと思うのだが、結果的に誰かが助かるのであればこんないい話はないはず、そう信じてやる。

昨年やろうと思っていなかったけどやったこと

考えてみれば、目標は「そこまで乗り気じゃないけどやらなければ」というものを掲げるものなのだなと思う。

だって、やりたいことは、わざわざ目標を掲げずともドンドンやるのだからな。

ということで好きなことを好き勝手やったことの話しとなる。

モバイルアプリ開発

発端は、ドイツ語学習と同じで鬱防止。なにか没頭できるものがないとコロナ禍で気持ちが塞いでエライことになると思い始めたもののひとつ。

物心ついたころから不眠症のため、睡眠記録を付けようと作ってみたのだ。

アラフォー初心者だけどスマホアプリを開発~リリースまでがんばってみた【Android・Xamarin.Forms】 | neputa note

この度、素人ながらスマホアプリ開発に挑戦してみました。今回の記事では概要と経緯について書き綴ってみたいと思います。実際に行った作業の詳細は、今後それぞれ記事を書き、こちらにリンクを追記します。作っ

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いざ始めてみると、思いのほか楽しく、開発環境を整備したり、機能を組み込むために新たなプラグインを調べることに夢中になった。

それらを列挙し、「素人ながらいろいろオレやったな」と自分を甘やかすくだりなので読む価値は皆無だ。

開発環境

Azure DevOpsでプロジェクト管理やバージョン管理を行っている。

昨今よく目にするCI/CDなるものを意識しだし、昨年はAzure DevOps Pipelinesでビルドからリリースまでを自動化することにチャレンジしたりした。

だいぶ苦労したが、リリース作業がかなり楽になり良き。

アプリの機能に関連すること

  • Azure Functions
  • Microsoft Graph
  • Azure CosmosDB
  • Realm
  • Admob

Azure FunctionsとMS Graphは、認証で使用しているAzure AD B2Cのユーザデータをアプリから操作するため。

Azure CosmosDBとRealmは、アプリのデータ保存先として使用するため。

Admobは広告表示。

職業プログラマではないので、やりたいことを実現する手法を探し身に着けるプロセスは非常に楽しい。

仕事でやられている方々はほんとうに大変だと思うし尊敬する。

そういう方々が書いてくれた情報のおかげでいろいろ学べているので、この場を借りて心からの感謝の気持ちを記しておきたい。

本当にありがとうございます。

今年は、PCからも利用できるようWeb App(Blazorでやる)を作りたいと考えている。

やるぞ

LinuxノートPCゲット

これも好き勝手にやったことのひとつだが、いろいろ学びもあり楽しかった。

ノートPCがかねてからほしいと考えていた。

文章を書く、とりわけブログを書くことは自分の考えや気持ちを整理したりするのに大変良い。(読む側の迷惑はいったん置いておく)

スマホでもよいではないか、と思うのだが、中年の私はフリック入力よりキーボードという入力デバイスに慣れ親しみ過ぎている。

そうなるとノートPCだ。

だが、限られたお小遣いで私が「Surface」とか「Mac Book」とか買えるはずもない。

夢のまた夢かとあきらめかけていたとき、Linuxなら低スペック中古ノートPCでも快適に使えたりする話しを以前なにかで読んだことを思いだしたのだ。

Surface?Mac Book?これからの時代は中古ノートだ(SDGs)

早速いろいろ比較検討調査諸々を行い、Dellの型落ち中古ノートPCをゲットしLinuxをインストールした。

「Ubuntu 20.04LTS」を中古ノートPC(Dell Latitude 3380)にインストールする | neputa note

この記事の概要 中古のモバイルノートPCを入手し「Linux OS」の「Ubuntu」をインストールした経緯及び手順をまとめたもの。インストール対象機種 DELL LATITUDE 3380 2015

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その後も入力周りやアプリの追加でつまづくことはありつつも、何とか満足いくモバイル環境をゲットすることに成功した。

このブログだってノートPCで書いている。画像だってノートPCで処理している。

これは個人的には劇的な変化だ。

こういう個人的に刺激のある環境整備は今年も恐れずたゆまずやっていこうと思った次第。

無観客ライブ

ご時世ということもあり、無観客ライブを初めて体験した年でもあった。

明日のたりないふたり(若林正恭 & 山里亮太)【ライブの感想】 | neputa note

2021年5月31日(月)18:30、「たりないふたり」という漫才ユニットの無観客配信ライブ『明日のたりないふたり』を見た。6月8日まではアーカイブ配信があるとのことなので期限を待って、ごくごく私的

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【音楽】無観客ライブ、配信ライブの新しいカタチ【無料で観れるおすすめ9選】 | neputa note

2020年の始まりと共に襲来した「新型コロナウイルス」によるパンデミックは近年の私たちの生活を一変させました。2021年も押し迫るいま、国や地域によってその度合いは様々ですが、相変わらず恐ろしくもあり

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これはこれで素晴らしい体験ではあったものの、やはり1日も早く以前の状況が戻ってくることを願ってやまない。

そして、配信とライブがうまいこと組み合わさった新しい形のエンタメが広がってほしいと思ったりしている。

今年やること

これが本題。

このネットという公共の場で書き散らし誓うのだ。

  1. パートナーと文鳥さんの写真集をマンスリーベストショット方式で年末に作成する
  2. 手話の勉強を始める(テキストを買う)
  3. 読書時間を増やす(月2冊)
  4. Duolingo ドイツ語終わらせる(2024年まで)
  5. 倫理を学ぶ(入門書を買う)
  6. 骨髄バンクドナー登録

うむ、昨年とほぼ同じ。

同じだが、このブログで一度反省し練り直したので昨年とは多少違うはず。

モバイルアプリの個人開発は好き勝手にやるだろう。

急に思い立ったやりたいこともきっとやるだろう。

だがやはりこれらの誓いを達成したい。

そして、来年はまた新たな目標が立てられるようにしたい。

さいごに

人類史のなかでも結構たいへんな時期にあるのだろう現代。

そのような中でこんなお気楽な目標を掲げたりして過ごせているのは、ひとえに多くの方々のおかげだと痛感している。

今年は昨年より、明日は今日より、皆々さまが少しでも良くなることを願いつつ、私も誰かの何かの役に立てるよう過ごしていたいと思う所存。

すべての人にとって良い一年となりますように。

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