【日記】2025年の振り返りと2026年の展望
初稿:

はじめに
新年あけましておめでとうございます。
2021~2023年のあいだ、年が明けてから前年を振り返りつつ新年の抱負を述べる記事を書いた。
今年を振り返ってみて 何かを書き残しておかないといけない気がするので慌てて今年最後の日であるいまガチャガチャとキーボードをたたいている。2020年はたいへんな一年だった、と思う。多くの方にとってそうであり、今現在もつらい思いをされている方がたくさんいるのだと想像する。
年が明けたので昨年を振り返り、今年のことをぼんやり考えてみる。ブログという少ないながらも人目にさらされる場所で己と向き合うことは、怠惰な自分を動かすには大変よい。(うっかり訪れてしまった方には申し訳ない)
年末は一年を振り返る気分じゃないし、正月は新たな一年をあれこれ考える気分じゃない。日常が始まりようやく頭も回りだした。過去を振り返ったり先を考えたりするのは年齢を重ねるにつれ億劫だ。がんばれわたし、来年の自分のために。
2024年は、前年の秋口から我が家の大切な家族である文鳥が病に伏しており、明けてからも頑張っていたが1月12日に永眠した。
結局、前年を振り返ったり新しい一年について考える気分にはなれなかった。
毎朝、遺骨と写真を飾っているかつてケージがあった場所に向かって「おはよう」と声をかける日々が続いている。なつかしい写真を見返すこともいくらかできるようになってきた。
とはいえ、やはり真正面から思い出すと胸が締め付けられるような感覚があり、まだまだ時間が必要なようだ。
1周忌を迎えるにあたり、まだ生きている側として、もう少ししっかりしなければという思いがある。
そんなわけで、2024年の振り返りと2025年の展望について、改めてまた書いてみたいと思う。
2025年の振り返り
以前は前年に掲げた目標一覧を振り返りつつ、達成できたこと、できなかったことを整理していた。
最後に記事を書いた2023年1月時点では、目標を以下のように掲げていた。
- 手話の勉強を始める(テキストを買う)
- 読書時間を増やす(月2冊以上)
- ドイツ語資格試験「ゲーテA1」相当のレベルに達する
- 倫理を学ぶ(入門書を買う)
- スマホアプリのアップデートをする
- 勤務先の基幹システム設計に着手する
ということで、まずはこれら2023年の目標がその後どうなったかを振り返ってみる。そして、追加の目標があったかどうかも確認する。
1. 手話の勉強を始める(テキストを買う)
未達成。テキストも買っていなければ勉強も始めていない。
手話は耳に障害のある方のコミュニケーション手段だが、私はいま視覚を喪いつつあり、手話を視認することが難しい。
私のパートナーは着実に習得しており、私も追いかけたかったが、この目標はあきらめることにした。
視覚に関する記事はこちらにまとめている。
2. 読書時間を増やす(月2冊以上)
これも事情が変わり、ますます難しい。
どうしても読みたい本があるので、四苦八苦しながら読んでいる。だが月2冊は至難の業だ。
電子書籍であれば白黒反転や音声読み上げができるので、いくらかスムーズに読める。しかし、作品によっては紙の本しかないことも。そんな時は、気合と根性で読み進める。
そんなわけで、読書量に目標は設けず、目が見えるうちにできるだけ多くの本を読んでいきたいと思う。
3. ドイツ語資格試験「ゲーテA1」相当のレベルに達する
これも未達成。
Duolingoのドイツ語コースを課金し、Quizletというアプリでイディオム帳を作成するなどし、毎日欠かさず続けている。しかしA1レベルに達するまでには至っていない。
そもそも目が見づらくても資格試験を受験することはできるのか? と思ったら、いろいろと用意はされている。
これは勇気づけられた。習得スピードはのんびりだが、いずれA1レベルに達することを目標に継続したい。
4. 倫理を学ぶ(入門書を買う)
これは、この年に3冊ほど入門書を購入し、記事を書いた。
「正しさとは何か?」 倫理学の入門書を3冊読んでみた【日記】
本記事の目的 「倫理学」をご存じだろうか?今年からワケあって倫理学をはじめてみた。手始めに3冊の入門書を読んだ。 *『入門・倫理学』(赤林朗)*『現代倫理学入門』(加藤尚武)*『「正しさ」の理由「なぜそうすべきなのか?」を考えるための倫理学入門』(中村隆文) まだ入門書を読みかじったレベルで語れることは無に等しい。
この経験は非常に有意義だった。その後は、倫理学に限定せず、歴史や哲学、社会学など興味が広がり読み続けている。
まだまだ読みたい本がたくさんある。
5. スマホアプリのアップデートをする
私は趣味でスマホアプリを開発している。
- 成果物を掲載しているサイト: まくた工房
AI技術の進歩に伴い、アプリ開発の環境はここ1、2年で様変わりした。
当時掲げたアップデートや新機能の開発も行っているが、今後どうしていくかはまだ模索中だ。
視覚障害がありながらモリモリ開発を行っている人たちはたくさんいる。が、具体的にどうしているのか、まだよく分かっていない。
楽しいので継続したい気持ちがある一方で、現実的な問題とどう折り合いをつけていくか。しばらくは模索が続きそうだ。
6. 勤務先の基幹システム設計に着手する
設計を済ませ、実装を進めている。が、これもスマホアプリ同様、このまま視覚障害が進行した場合、誰がメンテナンスを引き継ぐのか、という問題がある。
趣味のスマホアプリとは違って、これは仕事であり責任が伴う。
現時点で結論は出ていないが、いずれにせよ、近い将来を見据えた上で、責任を持って対応していきたいと思う。
7. その他の目標 字がうまくなりたい
年に数回、手書きでハガキを書く機会がある。頻度は少ないが、せっかく書くなら美しい字で書きたい。という気持ちが湧いてきた。
2000年以降、パソコンを使うようになってから、手書きで字を書く機会が激減し、情報を電子デバイスで管理するのが当たり前になった。
学生時代に手書きのノートで勉強していた頃の方が記憶に定着しやすかったように思うことが増えてきた。
実際、こんな研究もある。
そんなわけで、字をきれいに書けるようになりたい、そして手書きの頻度を増やしたい、という思いから、ペン字の練習を始めた。
年に数回、手書きのハガキを書く。安い万年筆を使っているが、書く機会が少ないため、毎回インクが蒸発して無くなってしまう。もったいないのでペン字の連取を始めたのだが、これが意外にも楽しい。何のオチもない、日常の記録。
これは末永く続けていきたい。
2026年の展望
私は来年で50歳になる。半世紀だ。
幸いなことに就職氷河期世代でありながら、何とか食べてこれたし、健康にも恵まれた人生だった。
とはいえ、視覚障害が進行している現状を踏まえると、これからはどうなっていくのか正直不安は大きい。
最近は、その時々のことに五感を働かせて過ごすことが、ようやくできるようになってきた気がしている。
以前は、未来は常に不安でいっぱいで、過去の苦しかったことに思考が支配されたまま一日が終わることが当たり前だった。
年を重ねたからだろうか、あるいは目が見えないことで起きた変化なのか分からないが、いまこの瞬間を大切にすることができるようになってきた気がする。
この傾向が良いのか悪いのか、答え合わせはまた一年後にしたいと思う。
どうぞ皆様にとっても良い一年となりますように。