2016年2月23日6 min readBOOK『新編 単独行』 加藤文太郎 【あらすじ・感想】1930年代前半国内高峰の冬期登山が一般的ではなかった時代に、たったひとりで厳寒の北アルプスを駆け抜け、「不死身の加藤」との異名をとった加藤文太郎。風雪の槍ヶ岳・北鎌尾根に消えたその生涯は、新田次郎の小説『孤高の人』(新潮社)でも知られ、谷甲州の『単独行者』(山と溪谷社)にも描かれているが、彼の真実は残された著作にある
2016年2月16日12 min readBOOK『神々の山嶺』 夢枕獏 【あらすじ・感想】その男、羽生丈二。伝説の単独登攀者にして、死なせたパートナーへの罪悪感に苦しむ男。羽生が目指しているのは、前人未到のエヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂だった。生物の生存を許さぬ8000メートルを越える高所での吐息も凍る登攀が開始される。人はなぜ、山に攀るのか? 永遠のテーマに、いま答えが提示される。
2016年2月11日4 min readBOOK『青春を山に賭けて』 植村直己 【あらすじ・感想】あらすじ 家の手伝いからは逃げ、学校ではイタズラばかりしていた少年は、大学へ進んで、美しい山々と出会った。――大学時代、ドングリとあだ名されていた著者は、百ドルだけを手に日本を脱出し、さまざまな苦難のすえ、夢の五大陸最高峰登頂を達成する。アマゾンのイカダ下りもふくむ、そのケタはずれな世界放浪記。
2016年2月7日8 min readBOOK『孤高の人』 新田次郎 【あらすじ・感想】昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった”単独行の加藤文太郎”。加藤文太郎の、交錯する愛と孤独の青春を描く長編。
2016年2月5日7 min readBOOK『百年前の山を旅する』 服部文祥 【あらすじ・感想】「鯖街道」と呼ばれる若狭から京都へと続く山道。担ぎ屋は灯りも持たず一昼夜で駆け抜けたという。著者は現在のルートより短距離で一直線だが、はるかに急峻な古道を探し、テントも燃料も持たず、草鞋を履きその道をたどる。現代の山行はテクノロジーの進化で、自然と闘い、溶け込む、本来の行為から遠くなった。
2016年1月30日3 min readBOOK『エベレストを越えて』 植村直己 【あらすじ・感想】日本人初のエベレスト登頂、五大陸最高峰登頂、北極点単独行、グリーンランド縦断と数々の偉業を成し遂げた植村直己氏。本書は世界最高峰のエベレストに氏が挑んだ記録であり遺作となった著書である。