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img of 『マインド・タイム 脳と意識の時間』ベンジャミン・リベット【読書感想】
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例えばコップの水を飲み干す。その行動は自分の意志であると私たち知覚する。だが脳の活動を観察すると実感と異なる。水を飲む動作は無意識の活動であり、意識つまり私の知覚はそこから0.5秒もあと。1983年、ベンジャミン・リベットは科学的な実験によりこの事実を確認した。本書はリベットの実験レポートであり多くの驚きに満ちている。

img of 「正しさとは何か?」 倫理学の入門書を3冊読んでみた【日記】
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本記事の目的 「倫理学」をご存じだろうか?今年からワケあって倫理学をはじめてみた。手始めに3冊の入門書を読んだ。 *『入門・倫理学』(赤林朗)*『現代倫理学入門』(加藤尚武)*『「正しさ」の理由「なぜそうすべきなのか?」を考えるための倫理学入門』(中村隆文) まだ入門書を読みかじったレベルで語れることは無に等しい。

img of 『昨日』 アゴタ・クリストフ 【あらすじ・感想】
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あらすじ 村の娼婦だった母の子として生まれたトビアス。ある事件を契機に名前を変え、戦争孤児を装って国境を越えた彼は、異邦にて工場労働者となる。灰色の作業着を身に着け、来る日も来る日も単調な作業に明け暮れるトビアスのみじめな人生に残された最後の希望は、彼の夢想の中にだけ存在する女リーヌと出会うこと……。

img of 『オリガ・モリソヴナの反語法』 米原万里 【あらすじ・読書感想】
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あらすじ 1960年代のチェコ、プラハ。主人公で日本人留学生の小学生・弘世志摩が通うソビエト学校の舞踊教師オリガ・モリソヴナは、その卓越した舞踊技術だけでなく、なによりも歯に衣着せない鋭い舌鋒で名物教師として知られていた。大袈裟に誉めるのは罵倒の裏返しであり、けなすのは誉め言葉の代わりだった。

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