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#文学

img of 『ホテルローヤル』 桜木紫乃 【読書感想】
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BOOK

あらすじ 北国の湿原を背にするラブホテル。生活に定年や倦怠を感じる男と女は”非日常”を求めてその扉を開く――。恋人から投稿ヌード写真の撮影に誘われた女性事務員。貧乏寺の維持のために檀家たちと肌を重ねる住職の妻。アダルト玩具会社の社員とホテル経営者の娘。ささやかな昂揚の後、彼らは安らぎと寂しさを手に、部屋を出ていく。

img of 『誰もいない夜に咲く』 桜木紫乃 【読書感想】
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BOOK

あらすじ 親から継いだ牧場で黙々と牛の世話をする秀一は、三十歳になるまで女を抱いたことがない。そんな彼が、嫁来い運動で中国から迎え入れた花海とかよわす、言葉にならない想いとは――。(「波に咲く」)寄せては返す波のような欲望にいっとき身を任せ、どうしようもない淋しさを封じ込めようとする男と女。

img of 『迷宮』 中村文則 【読書感想】
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BOOK

【※ネタバレを含む】あらすじ 胎児のように手足を丸め横たわる全裸の女。周囲には赤、白、黃、色鮮やかな無数の折鶴が螺旋を描く ――。都内で発生した一家惨殺事件。現場っは密室。唯一生き残った少女は、睡眠薬で昏睡状態だった。事件は迷宮入りし「折鶴事件」と呼ばれるようになる。

img of 『月と六ペンス』サマセット・モーム著【あらすじ・感想】
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『月と六ペンス』あらすじと感想 ある夕食会で出会った、冴えない男ストリックランド。ロンドンで、仕事、家庭と何不自由ない暮らしを送っていた彼がある日、忽然と行方をくらませたという。パリで再会した彼の口から真相を聞いたとき、私は耳を疑った。四十を過ぎた男が、すべてを捨てて挑んだことは――。

img of 『長く素晴らしく憂鬱な一日』 椎名誠 【読書感想】
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BOOK

あらすじ 仕事場から見える「新宿」は、不気味だ。地下鉄駅に佇む「夕子」。蛇をポケットにしのばせる詩人。スピーカーを背中にしょって説教する男。そしてぬめぬめの「新宿シルクロード」を酒場に向かって無気力に旅する男たち―。「新宿」という街は、それら孤独や喧噪や疲労をものみ込んで、また立派な朝を迎えていく。

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