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『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 4Kリマスター』感想

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みんな大好き「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』

いちばん好きなSFアニメは何ですか?

もちろん『攻殻機動隊』ですね。

攻殻機動隊とは

『攻殻機動隊』(こうかくきどうたい、英語タイトル:GHOST IN THE SHELL)は、士郎正宗による漫画作品。ジャンルとしてはSF(パラレルワールド含む)に属する。 Wikipedia 『攻殻機動隊』 🔗より引用

攻殻機動隊のアニメ作品

映画(監督:押井守)

映画(監督:黄瀬和哉)

TVアニメ(監督:神山健治)

Netflixアニメ(監督:神山健治、荒牧伸志)

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 4Kリマスター』の感想

今回、1995年に公開された押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』が4Kリマスター版として劇場公開されたとのことで見て参りました。

最寄りのTOHO系列の劇場は9月いっぱいでIMAX公開が終わるらしくギリギリ間に合いました。

情報が公開されてから必ず観に行こうとメモしたもののすっかり忘れていたところ、世界でもっとも楽しい読書にまつわるお話が聞けるポッドキャスト番組「良い夜を聴いている」で、偶然「攻殻機動隊」の話しが出て思いだすことができました。大変感謝しております。

良い夜を聴いている • Spotify for Podcastersのポッドキャスト

海外文学を中心に、読んだ本や読みたい本、積読の紹介や感想、関連するテーマについて、日常感じたことなども交えながら縦横無尽にお話ししていきます。本と読書をフックにした、なんでもありのおしゃべりです。Twitterhttps://twitter.com/_yoiyoruBloghttps://www.yoiyoru.org/おたよりいつでも大募集です。https://marshmallow-qa.com/_yoiyoru?utm_medium=url_text&utm_source=promotion※不定期更新

で上映はどうだったのかと言うと、そりゃあもう素晴らしいの一言です。

この「一言」の裏にごまんと言いたいことがあるので、あまり内容には触れずに素晴らしさをお伝えできるよう試みたいと思います。

今回の劇場鑑賞にいたる経緯まとめ

私が「攻殻機動隊」の原作およびアニメ作品に触れたのは10年前ぐらいでしょうか。

キッカケが何だったかは正直思いだすことができない。

同じくSFアニメ・マンガとして有名な「AKIRA」が好きだったこともあり、そちら方面のアンテナに何かしらがひっかかってとかだったような。ネット検索は素晴らしいですね。

そのため1995年に公開され人類がはじめて動く「草薙素子」を目撃することとなった押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』ですが、DVD版やのちにNetflixやAmazonPrimeのみでしか視聴したことがありませんでした。

昨今、ハリウッド実写版や、Netflixでフル3DCGアニメーションを用いたアニメシリーズが公開されるなどの流れがあったからなのか、デジタルリマスターで過去作品を復活させる企画が立ち上がったりしたのでしょうかね。

ぜひいちど劇場で見たいと思っていた作品だったので今回のリマスターおよび劇場公開はほんとうに嬉しかったですし、とても素晴らしい体験となりました。

良かったポイント

今回は劇場で『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を初鑑賞したと同時に、「IMAX」を初体験する機会にもなりました。

4Kリマスターといっても絵の質感などは95年の作品ということもあり劇的に何かが変わった印象は受けませんでしたが、「音」の面で多くの感動がありました。

飛行物や爆発による腹にドシンっとくる音響感はもちろんのこと、金属が砕ける際の細かな音やキャラクターの息遣いなど自宅の視聴環境では聞こえてこなかった音を生々しく体感することができました。

またIMAXシアターは壁いっぱいにスクリーンが貼られており、前面の視界は映像しかない状態となるのですね。

川井憲次氏によるあのたっぷり間のきいたメインアンセムが鳴り響くなかで前面のスクリーンを眺めているときの没入感はまさに合法ドラッグ。例えが悪くて申し訳ない。

攻殻機動隊のアニメ作品はこの押井監督による劇場版と神山監督によるテレビアニメ版がありますね。

テレビアニメ版は「カッコいい攻殻機動隊」という感じで、気軽に好きな回を繰り返し見たりなど視聴頻度も高くあります。

一方で劇場版の方は、「押井監督による攻殻機動隊という器を使った文学」という印象とでもいいましょうか。

覚悟を決め五感を研ぎ澄まして視聴します。

しかし、私のような凡人の感性などはたかがしれているもので、押井監督が作品に詰め込んだ多くを取りこぼしてしまうのです。

そんな私でも、IMAXシアターによる他への意識を一切遮断する没入感、どんなに繊細な音をも脳に直接差し込んでくる音響システムの助けによって、より多くのメッセージを受け取ることができるのです。

あやしい話しではありませんのでご安心を。

グッと集中力が高まり、かつ入ってくる情報量が増えることによって今まで気づけなかったり理解できていなかったことが一気にわかるようになる現象、あるじゃないですか。それです。

過去に視聴したとき気絶してたのかと思うぐらい、一気に作品理解が進んだように思いますし、と同時に思考欲を刺激され「もっと知りたいわかりたい病」が発症しました。

最後の人形使いと草薙少佐の対話はとくにそうですね。

IMAXとか4Kとか、正直わけもわからず甘く見ていたというか、なめていた部分が正直あったんですよね。

宣伝が派手でバカでとにかく大金つかったスカスカ映画大作を盛り上げる謎の数字とアルファベットみたいな偏見がありました。

すいませんでした。今回を機にあらためます。

文学的あるいは哲学的要素が詰まった作品をIMAXで見ると脳がカッとなってヤバいという新たな知見を得ることができました。

IMAXシアターを個人で所有したいが、いくらあれば実現するでしょう?

「なぜ私は御曹司ではないのだ?」と今日ほど思ったことはありません。

IMAX上映するところまだあるだろうか、できれば一人でも多くの人に『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を体感してほしいと願う次第です。

終わりに

簡単ではありますが、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動 4Kリマスター』の感想をまとめてみました。

攻殻機動隊はもともと「士郎正宗」による漫画が原作ですが、冒頭に書いた通りアニメシリーズは複数に枝分かれしており取っつきにくい印象があります。

しかし、一歩踏み込んでみるとそこには広大で刺激的な素晴らしい体験が待っています。

拙い内容ではありますが、下記の記事で見る順番のオススメなどをまとめているので興味がありましたらご覧になってみてください。

『攻殻機動隊』のススメ ~おすすめの見る順番・読む順番~

『攻殻機動隊』作品の原作・映像作品をひと通り見て考えた私なりのおススメの読む・見る順番を、理由を交えて紹介しています。

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELLの感動を多くの人が、味わえるよう願ってやみません。

長文・駄文しつれいしました!

Top photo by:アニメイトタイムズ 🔗

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