視覚に関する記録 12 - 本格的なロービジョン生活の始まり
初稿:

4月に都心の病院で「錐体桿体ジストロフィ」の診断を受け、それから障害者手帳の申請に行くぞ、というところまでが前回。
その後、手帳の申請を行い、今日は3か月ぶりに大学病院に行ってきた。
最寄りの眼科→大学病院→都心の病院と通ってきた2番目の病院での診察だ。
また、この間に、障害年金の申請準備を進めてもいた。
今回はこのあたりのことを記録していく。
前回の記録は以下。
障害者手帳申請に必要な診断書を受け取り、視野障害2級相当という判定や5年後の再認定、白内障の併発可能性を確認。錐体桿体ジストロフィ当事者としての戸惑いと障害受容の揺れ、今後の申請準備を記した記録。
身体障害者手帳を申請した
診断書には視野障害2級相当と記載されていた。
五月の連休明けに役所の福祉課に行き、身体障害者手帳の申請をした。
1~2か月程度で手帳を取りに来い(あるいは対象外)のお知らせが郵送で届くらしい。
6月に入ったが、まだ何も届いていない。とりあえず待つ以外に選択肢はないので、気長に待つことにする。
2025年6月1日(月)の通院
いつもの視力、眼圧、眼底検査をひととおり行い、担当医による診察もあっという間に終わった。
昨年末から通った紹介先の都心の病院での検査が終わり、錐体桿体ジストロフィの診断を受けたことを担当医に伝えた。
また、診断内容のお手紙を預かっていたので、それも忘れずに渡した。
原因が分かってよかったというお話しと、今後は定期健診を続けていく流れを確認した。
障害年金
障害年金とは何か?
いくつか種類があるが、わたしは視覚障害の障害年金を申請することになる。
以前、ロービジョンの担当医から障害年金の申請を勧められた。
視覚障害の場合は症状が数値で表されるため、判定も機械的に決まるらしい。
手帳が取れたら申請してみようと思っていた。だが、障害者手帳と障害年金はまったくの別物であるらしい。
つまり手帳を持っているか否かは障害年金の申請に直接関係ないらしい。またその逆もしかり。つまり完全に別の制度であるとのこと。
ならば手帳の申請を待つ必要もないので、障害年金の申請をしてみることにした。
Geminiに相談し、自力で申請することも可能であるようだが、やはり専門家に頼ることにした。
視覚障害者の案件を扱った実績がある都内の社会保険労務士事務所に依頼することにした。
こちらはまだ申請の準備段階であり、ある程度進んだところで内容を記録していきたいと思う。
年金を受給することに、抵抗はない。今は。
ロービジョンケアでも言われたことだが、見えなくなることで明らかに生活の質は下がるし、仕事に就けない、家が借りられないなどリスクも高まる。
社会はどうしたって見える人を前提に設計されているから仕方がない。以前はその恩恵を受けていたが、今はその恩恵を受けられなくなってきている。
葛藤はあったが、福祉制度が存在する国に生まれたことに感謝し、利用できる制度は利用していこうと思う。
また、できるかぎりのことをやって納税者として社会に貢献していきたいとも思う。
まとめ
長い検査期間は終わり、今後はロービジョン生活が本格的に始まることになる。
見えなくても生きていけるスキル習得が主な課題になる。
心配ごとは次々と出てくるが、ひとつずつ対処していくしかない。
パートナーをはじめ、医療、福祉関係者の方々のサポートは本当にありがたい。感謝してもしきれない。
何かでっかく恩返しをしたいが、今はまずは自分の生活を安定させることが先決だと思う。
やってやるぞ、という気持ちでいる。